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自分でケアが難しい肝斑にはトランシーノが効果的!その特徴とは

トランシーノは治りにくいと言われていたシミや、肝斑に対して改善する効果が認められた内服薬です。服用の目安は約8週間であり、肝斑の有効成分であるトラネキサム酸が配合されています。トラネキサム酸は肝斑の改善が効果として認められた成分ですが、実は長く薬として用いられてきた成分でもあります。

トラネキサム酸は、たんぱく質を構成する成分である必須アミノ酸のリシンをもとにして、人工合成されたアミノ酸の一種です。炎症を引き起こす生体内の酵素である、プラスミンを抑制するための抗プラスミン作用を持っています。トラネキサム酸は、毎日使用する歯磨き粉から口内炎を治療する薬まで幅広く使われている成分です。そのため、肝斑ではない人が服用したとしても、身体に悪い影響が出る成分ではありません。

肝斑の原因の1つは、女性ホルモンの乱れが原因であると考えられています。しかし、トラネキサム酸には女性ホルモンに働きかける作用があるわけではありません。トラネキサム酸は、メラニンを発生させる要因の1つであるメラノサイト活性化因子のプラスミンをブロックすることで、メラニンの発生を抑制してシミなどを薄くする作用があると考えられています。

トランシーノが効くしくみは、まず女性ホルモンや紫外線などがメラノサイトを刺激して、過剰に作られたメラニンがケラチノサイトにたまってシミや肝斑を作り出します。トランシーノに含まれるトラネキサム酸が初期の段階でメラノサイト活性化因子を阻害し、メラニンを作るための情報伝達をブロックします。ほかにも、L-システインがメラノサイト内にある酵素チロシナーゼの生産をブロックするという働きもあります。

さらに、ビタミンCも作用することで、ドーパキノンをドーパに還元する作用があります。すでにできてしまったメラニンを褪色させる直接還元作用もあることから、シミに対して高い効果が期待できるというわけです。このように、トランシーノにはメラニン生成を様々なポイントで阻害したり還元する作用を発揮する内服薬です。

ただし、服用し始めてからすぐに効果が期待できるわけではなく、1日2回・8週間の服用と継続して続けることが大切です。また、長く服用し続ければよいというわけではなく、8週間の服用が達成できましたら一度服用をお休みすることを勧めています。トランシーノは、日頃の紫外線対策や美白スキンケアを併用すれば、高い効果が期待できる内服薬だということがわかります。